レチノールで皮むけは起こる?レチノールによる皮むけの原因や対処法などを解説

レチノールで皮むけは起こる?レチノールによる皮むけの原因や対処法などを解説

シミやシワなどに効果が期待できるレチノールですが、「レチノールを使うと皮むけが起きる」と聞いて使用をためらっている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、レチノールによる皮むけの原因から対処法までを解説します。

レチノールそのものの仕組みや効果を知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

▷「レチノールとは?レチノールの美容効果や使い方を解説」記事はこちら

レチノールで皮むけが起こるのはなぜ?

レチノールで皮むけが起こる原因には、皮脂分泌の抑制による乾燥やアレルギーなどもありますが、主に考えられるのは「A反応」です。A反応は、肌がビタミンAに慣れていない状態で使用した際に、一時的に現れる皮膚の炎症反応のことです。

レチノールによる皮むけが起こると「肌に合っていないかもしれない」と不安に感じる方も多いでしょう。しかし、A反応は単なる肌荒れではなく、レチノールが肌に働きかけている証拠とされています。

ただし、現れたとしても多くの場合は軽微な症状で、使い続けることで落ち着くケースが一般的です。

ここからは、レチノールの使いはじめによく見られる「A反応」の具体的なメカニズムについて紹介します。

レチノールによるA反応ってどんな反応?

A反応は、「レチノイド反応」や「ビタミンA反応」とも呼ばれる、レチノールを使いはじめたときに起こる一時的な肌の反応です。

レチノールには、肌のターンオーバーを活発にする働きがあります。そのため、古い角質が自然なサイクル以上に早く剥がれ落ちることで、皮むけや乾燥、赤み、かゆみ、ヒリヒリ感などが生じるケースがあるのです。

A反応は、肌がレチノールに適応していく過程で起こる反応であり、多くの場合は肌が慣れるにつれて自然に治まります。

なお、A反応については以下の記事でも原因や症状などを紹介しているため、あわせてご覧ください。

▷「レチノールのA反応とは?原因や症状、対処法を徹底解説」記事はこちら

レチノールによる皮むけが起きやすい肌の特徴は?

皮むけが起きやすい肌の特徴は、主に以下のとおりです。

  • 敏感肌・乾燥肌の方
  • 初めてレチノールを使用する方
  • 高濃度レチノールを使いはじめた方
  • 季節の変わり目や乾燥期に使用している方
  • ピーリングやビタミンCを併用している方

肌の水分と油分のバランスが崩れがちな乾燥肌や、外部からの刺激に弱い敏感肌の方は、肌を守るバリア機能が低下している傾向にあります。そのため、レチノールの、肌のターンオーバーを促進する作用が刺激となり、皮むけや炎症が起きやすくなる場合があります。

また、はじめてレチノールを使用する方や、高濃度レチノールに切り替えた方のように、肌が刺激に慣れていないことも皮むけにつながる要因のひとつです。

季節的な要因も、肌の状態を左右します。空気が乾燥する冬や、花粉で肌がゆらぎやすい春などは、肌のバリア機能が一時的に低下しがちです。そのため、普段は問題なくレチノールを使用できていても、時期によって皮むけが起こりやすくなることもあります。

さらに、日々のスキンケアの組み合わせにも注意が必要です。AHAやBHAなどのピーリング剤、高濃度ビタミンC美容液などを併用すると、必要な角質まで剥がしたり、相乗効果で刺激が強まったりして肌に負担がかかります。ピーリングやビタミンCと併用する場合は、使用頻度を減らすか、使う時間帯をずらすなどし、肌への負担を減らすようにしましょう。

皮むけが起きないようにするための予防策

レチノールによる皮むけは、適切な使い方を心がければ、ある程度予防することが可能です。ここでは、皮むけが起きないようにするための予防策を4つ紹介します。

  • 使用頻度・量を守る
  • 低濃度レチノール・レチノール誘導体からはじめる
  • 保湿と紫外線対策をセットで行う
  • 夜に使用し、ビタミンCなど刺激が強くなる成分と併用しない

詳しく見ていきましょう。

使用頻度・量を守る

レチノールによる皮むけを防ぐには、使用頻度と量を調整し、肌が刺激に慣れる時間をつくることが大切です。

効果を早く実感したいからといって、高頻度で多量のレチノールを肌に塗るのはおすすめできません。多く塗っても効果が高まるわけではなく、かえってひどい皮むけや炎症を引き起こす可能性があるためです。

使いはじめは、2〜3日に1回の夜のケアから、少量で開始しましょう。しばらく使用して大きな刺激がない場合は、肌の状態を見ながら徐々に頻度や量を増やすとよいでしょう。

レチノールを使う際は、製品ごとの使用方法や推奨量を守り、低頻度かつ少量から慎重にはじめることが大切です。

低濃度レチノール・レチノール誘導体からはじめる

レチノールによる皮むけには、製品の濃度や種類も関係しています。

いきなり高濃度のレチノールを使うと、肌への強い刺激となり、皮むけが発生しやすくなります。そのため、はじめてレチノールを使う方や敏感肌の方は、0.01%〜0.04%程度の低濃度からはじめましょう。

刺激が心配な方には、「レチノール誘導体」を配合したものがおすすめです。レチノール誘導体は刺激が比較的少ないので、はじめての方でも使用しやすいといえます。

まずは刺激が少ない低濃度レチノールで肌を慣らし、問題がなければ徐々に濃度を上げることで、皮むけのリスクを抑える効果が期待できるでしょう。

保湿と紫外線対策をセットで行う

レチノールを使用すると、肌のターンオーバーが促進され、一時的に肌が乾燥しやすくなります。また、肌のバリア機能が低下することで外部刺激に敏感になるため、保湿と紫外線対策をセットで行うことが大切です。

保湿には、セラミドやヒアルロン酸などの高保湿成分を含む製品を選びましょう。レチノールを塗る前に化粧水で保湿しておくと、刺激が緩和され、A反応による皮むけを防ぐ効果も期待できます。

また、レチノールの使用中は肌のターンオーバーが進んで皮膚の角質層が薄くなり、紫外線に敏感な状態となります。そのため、日焼け止めや日傘の使用などの紫外線対策も忘れず行いましょう。

夜に使用し、最初からビタミンCなど刺激が強くなる成分と併用しない

レチノールによる皮むけを抑えるためには、使用する時間帯と組み合わせる成分に注意しましょう。

レチノールは紫外線に弱く、日中に使用すると成分が分解・変質して効果が弱まる可能性があります。そのため、紫外線の影響を受けない夜に使用するのが基本です。

また、慣れるまではビタミンCやピーリング作用のある、刺激の強い成分との併用は避けましょう。作用の強い成分とレチノールを同時に使用すると、相乗効果で刺激が強まり、過度な乾燥や皮むけを引き起こす可能性があります。

刺激を最小限に抑えるためにも「朝にビタミンC、夜にレチノール」のように、タイミングを分けて使用するのがおすすめです。

レチノールで皮むけが起きたときはどうすればいい?

レチノールによる皮むけが起きた際は、症状の程度に応じて対処法が異なります。

軽い皮むけや乾燥なら、保湿ケアを徹底し、使用頻度や量を減らして様子を見ましょう。多くの症状は「A反応」による一時的なものです。そのため、保湿ケアを行い、使用頻度を調整することで、肌が徐々に慣れ、症状は自然に落ち着いていきます。

一方、強い炎症や痛み、かゆみが長引く場合は、A反応ではなくアレルギーなどの症状が出ている可能性があるため、皮膚科医への相談がおすすめです。

症状が落ち着いてからレチノールを再開する際は、肌への負担を抑えるために、以前より低い濃度の製品を選んだり、さらに少ない頻度からはじめたりするとよいでしょう。

まとめ

レチノールによる皮むけの主な原因には、レチノールが肌に働きかけることで一時的に起こる「A反応」が挙げられます。

皮むけや炎症を最小限に抑えながらレチノールの効果を得るためには、適切な予防策と対処法を実践することが大切です。

皮むけ予防においては、とくに以下のポイントを押さえておきましょう。

  • はじめは低頻度かつ少量からはじめ、肌の状態を見ながら徐々に増やす
  • はじめての方は0.01%〜0.04%程度の低濃度レチノールやレチノール誘導体を選ぶ
  • セラミドやヒアルロン酸配合の製品で保湿し、紫外線対策もあわせて行う
  • ビタミンCやピーリング剤などを使用する際はタイミングを分ける

皮むけが起きたら、軽い症状であれば保湿ケアを徹底し、使用頻度や量を減らして様子を見ましょう。強い痛みやかゆみが続く場合は、無理に使用を続けず、皮膚科医に相談してください。

正しい方法でレチノールを使用し、安全にスキンケアへ取り入れてみてくださいね。

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