グリコール酸ピーリングとは?主な効果やサリチル酸との違いを解説

グリコール酸ピーリングとは?主な効果やサリチル酸との違いを解説

グリコール酸ピーリングは、酸の力で古い角質を取り除き、ザラつきや毛穴詰まりなどにアプローチする角質ケアです。

スキンケアに取り入れると肌の手触りが整いやすい一方、濃度や使用頻度を間違えると赤み・乾燥などのトラブルにつながるケースもあります。

この記事では、グリコール酸ピーリングで期待できる効果や、サリチル酸・乳酸など他のピーリングとの違い、ピーリング時の注意点をわかりやすく解説します。

グリコール酸ピーリングとは

グリコール酸ピーリングとは、フルーツ酸(AHA)の一種であるグリコール酸を用いて、肌表面の古い角質を取り除く方法です。肌のターンオーバーを整えることで、ニキビやくすみなど、さまざまな肌悩みの改善を目的として行われます。

グリコール酸ピーリングには、医療機関で行うケミカルピーリングと、自宅で行うセルフピーリングの2種類があります。

医療機関で行うケミカルピーリングは、濃度やpHが調整された薬剤を用いて、医師の管理下で行われるのが特徴です。肌状態を見ながら施術が行われるため、効果を実感しやすい一方で、赤みや皮むけなどの反応が出ることもあります。

一方、セルフピーリングは、化粧品として販売されている低濃度のグリコール酸製品を使って行う方法です。刺激は比較的マイルドですが、効果も穏やかで、継続使用によって徐々に肌のザラつきやくすみの改善を目指します。

▷「グリコール酸とは?期待できる効果や副作用を解説」記事はこちら

グリコール酸ピーリングの効果とは?

グリコール酸ピーリングでは、毛穴詰まりによるニキビの改善や、シミ・シワなどの改善が期待できます。

ここでは、それぞれの効果に着目して解説します。

  • ニキビ・ニキビ跡の改善
  • 毛穴の改善
  • シミ・シワ・くすみの改善

ニキビ・ニキビ跡の改善

古い角質がたまると毛穴が塞がり、ニキビができやすくなりますが、グリコール酸で不要な角質を取り除くことで、ニキビの原因となる面皰(コメド)ができにくくなります。

毛穴詰まりの解消で皮脂の排出がスムーズになり、ニキビ菌の増殖が抑えられるため、白ニキビや炎症性の赤ニキビにも効果があるといわれています。

また、古い角質の排出を促すことで、肌の生まれ変わりが整いやすくなり、色素沈着性のニキビ跡も目立ちにくくなるでしょう。

毛穴の改善

グリコール酸ピーリングは、毛穴の開きや黒ずみといった毛穴トラブルに対しても用いられる施術です。

酸の作用によって古い角質が除去されることで、角質や汚れによる毛穴詰まりが起こりにくくなります。

また、毛穴内部に蓄積した角質や皮脂を溶かすことで、黒ずみの原因となる角栓の形成が抑えられ、毛穴が目立ちにくくなる効果も期待できます。

肌表面のザラつきが軽減することで、なめらかな肌の印象につながるでしょう。

シミ・シワ・くすみの改善

グリコール酸によって古い角質がはがれやすくなると、メラニンを含む古い細胞の排出が促され、シミやくすみなどを薄くする効果が期待できます。

さらに、グリコール酸自体にメラニン生成を抑える作用があるため、美白効果も期待できるのが特徴です。

また、ピーリングによって、肌のハリや弾力にかかわるコラーゲンの産生が促されることで、浅い小ジワが目立ちにくくなる効果も期待できます。

グリコール酸以外のピーリングの主な種類

ピーリングに用いられる薬剤には、グリコール酸以外にもさまざまな種類があります。

ここでは、ピーリング剤の代表的な成分であるサリチル酸と乳酸の特徴を紹介します。

サリチル酸によるピーリング

サリチル酸はBHA(βヒドロキシ酸)に分類されるピーリング成分で、皮脂になじみやすい性質を持ちます。そのため、毛穴内部の角質や皮脂汚れにアプローチしやすい点が特徴です。

サリチル酸の作用により、毛穴の黒ずみや詰まりが改善されれば皮脂の排出がスムーズになり、ニキビができにくい肌環境へ整える効果が期待できます。

一方で刺激感が出やすいため、乾燥肌や敏感肌の方よりも、脂性肌や普通肌の方に適しています。

乳酸によるピーリング

乳酸は、グリコール酸と同じAHA(αヒドロキシ酸)に分類されますが、分子量がやや大きく、皮膚の浅い部分に作用するため、乳酸ピーリングは刺激を抑えながら角質ケアを行いたい方に適したピーリングです。

乳酸には保湿力があるため、敏感肌や乾燥肌、ピーリング初心者にも比較的取り入れやすい成分です。

グリコール酸ピーリング行う際の注意点

グリコール酸ピーリングを行う場合は、下記のような注意点も確認しておきましょう。

  • ピーリング後はしっかり保湿をする
  • 摩擦を起こさないようにケアする
  • 日焼け直後は避ける

ピーリング後はしっかり保湿をする

グリコール酸ピーリング後の肌は、角質が除去されることで一時的にバリア機能が弱まり、乾燥しやすくなります。そのため、使用中は入念な保湿ケアを行いましょう。

ピーリングなどの角質剥離作用は乾燥を招きやすいですが、保湿剤を併用すると、乾燥を和らげられ使用を続けやすくなります。

特に、ピーリングを使用している間は、朝晩の保湿を丁寧に行い、肌のつっぱり感やカサつきを感じる場合はこまめに保湿しましょう。

摩擦を起こさないようにケアする

ピーリング後の肌はデリケートで、物理的な刺激に弱くなっています。使用直後から角質層の接着が弱まるため、肌を強くこするような行為は禁物です。

洗顔時はゴシゴシとこすらずぬるま湯でやさしく洗い、やわらかいタオルで押さえるように水気を拭き取りましょう。洗顔料もスクラブ剤やピーリング成分配合のものは避け、刺激の少ない敏感肌用のものを使うと安心です。

また、ピーリング後はマッサージや過度なパッティング、ピーリング効果のある化粧品の併用も控えましょう。

日焼け直後は避ける

強い日差しを浴びた直後の肌は、軽いヤケドのような状態になっており、水分不足で敏感になっています。

そのため、日焼け直後にピーリングを行うと、ヒリヒリした赤みが悪化したりバリア機能が低下したりして、シミや色素沈着のリスクを高める可能性があります。

ピーリング後の肌も、紫外線の影響を受けやすい状態です。使用中は特に直射日光を避けて過ごし、日焼け対策を徹底しましょう。

グリコール酸ピーリングに関するよくある質問

最後に、グリコール酸ピーリングに関するよくある質問を紹介します。

セルフでのグリコール酸ピーリングは毎日しても大丈夫?

セルフでのグリコール酸ピーリングを毎日行うことはおすすめできません。角質をはがす作用が強い成分を毎日使うと、必要な皮膚まで傷つけてしまいます。

皮膚が傷つくと、バリア機能の乱れや乾燥、刺激症状(赤み・ヒリつき)の原因となります。そのため、ホームケア用の低〜中濃度製品であれば週1〜2回程度からはじめるのがおすすめです。

敏感肌でもグリコール酸ピーリングは使える?

敏感肌の方がグリコール酸ピーリングを使用する場合は、低濃度から試しましょう。グリコール酸は刺激を感じやすいため、肌が薄く乾燥しがちな敏感肌では赤みやヒリつきが出やすくなる傾向があります。

刺激を強く感じる場合は、グリコール酸よりも作用が穏やかな乳酸ピーリングがおすすめです。

まとめ

グリコール酸ピーリングは、酸の力で古い角質を除去し肌の再生を促すことで、ニキビやシミ、シワといったさまざまな肌悩みの改善に役立つ成分です。

グリコール酸はAHAの中でも浸透力が高く、ピーリング効果によって毛穴詰まりの解消や肌質改善の効果が期待できます。セルフで行う際は低濃度からはじめ、アフターケア(保湿・紫外線対策・摩擦対策)も忘れず行いましょう。

肌の状態に合わせて無理のない範囲で取り入れれば、日々のスキンケアに取り入れやすい成分です。まずは低濃度・低頻度からはじめ、肌の変化を見ながら上手に活用してみてください。

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