レチノールとビタミンCは併用できる?美容効果や使い方、注意点を徹底解説
レチノールとビタミンCは、どちらもスキンケアアイテムによく使用される成分です。しかし、2つの成分を一緒に使って問題ないのか迷う方も多いでしょう。
この記事では、レチノールとビタミンCを併用する際の美容効果や正しい使い方、注意点について詳しく解説します。
レチノールとビタミンCは併用可能

レチノールとビタミンCは、併用可能です。
2つの成分には主に以下のような作用があり、シミやくすみの予防、シワやハリ不足のサポート、ニキビや毛穴の悩みの軽減など、多岐にわたる美容効果が期待できます。

ただし、どちらも肌に刺激を与える可能性があるため、とくに敏感肌の方は注意が必要です。はじめて併用する場合は、肌の様子を見ながら使用しましょう。
レチノールやビタミンCについては以下の記事でも解説しているため、あわせてご覧ください。
▷「レチノールとは?レチノールの美容効果や使い方を解説」記事はこちら
▷「ビタミンCとはどんな成分?肌への効果や摂取量・摂取方法について徹底解説」記事はこちら
レチノールとビタミンCの併用で期待できる美容効果

レチノールとビタミンCの併用で期待できる美容効果は、以下の通りです。
- シミやくすみを防ぐ効果
- シワを目立ちにくくする効果
- ニキビによる炎症の改善効果
- 毛穴の開きの改善効果
それぞれの効果について詳しく見ていきましょう。
1. シミやくすみを防ぐ効果
レチノールとビタミンCを併用すると、シミやくすみを防ぐ効果が期待できます。
レチノールは、肌のターンオーバーを整える成分です。肌のターンオーバーが正常化されることで古い角質が除去され、シミやくすみを目立ちにくくする効果が期待できます。
一方、ビタミンCは、シミの元となるメラニンの生成を抑制する働きや、抗酸化作用によって紫外線ダメージから肌を守る効果があります。
2つの成分を併用すれば、ターンオーバーの促進とメラニン生成抑制の両方からアプローチできるので、シミやくすみが生じにくい肌を目指せるでしょう。
2. シワを目立ちにくくする効果
レチノールには、肌のハリを形成するコラーゲンやエラスチンの生成を促し、肌を内側からふっくらさせる働きがあるため、シワ予防や、シワを目立ちにくくする効果が期待できます。
一方、ビタミンCは、コラーゲン合成に必要な酵素の働きを助け、コラーゲンの合成を促す成分です。さらに、ビタミンCには抗酸化作用があり、紫外線によるコラーゲンの破壊を防ぐ効果も期待できます。
2つの成分を併用すると、コラーゲンの生成や維持に働きかけることで肌のハリ感が高まり、シワが目立ちにくくなるでしょう。
3. ニキビによる炎症の改善効果
レチノールとビタミンCの併用は、ニキビの予防や炎症のケアにも効果的です。
レチノールは肌のターンオーバーを促進し、古い角質の蓄積を防ぐことで毛穴詰まりを起こりにくくします。また、過剰な皮脂分泌を抑える働きもあるため、ニキビができにくい肌環境を整えます。
ビタミンCには抗酸化作用と抗炎症作用があるため、併用することで、ニキビの赤みや腫れといった炎症を鎮める効果も期待できるでしょう。
4. 毛穴の開きの改善効果
レチノールは、肌のターンオーバーを促すため、古い角質の排出を促して毛穴を詰まりにくくします。
また、ビタミンCには皮脂の分泌をコントロールする働きがあり、テカリや毛穴の開きを抑える効果が期待できます。
2つの成分を組み合わせて使うことで、毛穴詰まりや毛穴の開きを防ぎ、なめらかで引き締まった印象の肌に近づけるでしょう。
レチノールとビタミンCの正しい使い方

レチノールとビタミンCを効果的に使用するには、正しい順番とタイミングでの使用が重要です。以下では、正しい使い方について詳しく解説します。
使用する順番
レチノールとビタミンCを併用する際は、水溶性で肌なじみが良いビタミンCから使用しましょう。
ビタミンCが肌に浸透したあとに油溶性のレチノールを重ねることで、うるおいを閉じ込めながら肌を整える効果が期待できます。
また、レチノールは刺激が強いため、化粧水や乳液などで肌を保湿し、肌のバリア機能を整えたあとに使用することが大切です。製品によって推奨される使用順序が異なる場合もあるため、確認してから使用しましょう。
使用するタイミング
レチノールとビタミンCを併用する場合、朝にビタミンC、夜にレチノールを使用するのがおすすめです。
ビタミンCは、紫外線や乾燥などの外的なダメージから肌を守る抗酸化作用を持ちます。そのため、朝のスキンケアでビタミンCを取り入れると、日中の肌を紫外線から守ってくれる効果が期待できます。
一方、レチノールは紫外線の影響を受けやすい成分のため、夜のスキンケアで使用するのが基本です。製品によっては、日焼け止めを塗れば朝に使用できるものもあるので、事前に商品の使用方法を確認しておきましょう。
レチノールとビタミンCを併用する際の注意点

レチノールとビタミンCの併用は高い美肌効果が期待できる一方、いくつかの注意点があります。
- 刺激を感じる場合がある
- 紫外線対策を徹底する
- しっかり保湿する
肌トラブルを未然に防ぎ、2つの成分を安全に使用するために、注意点について詳しく見ていきましょう。
1. 刺激を感じる場合がある
レチノールとビタミンCを併用すると、肌に刺激を感じる場合があります。
刺激を感じたときは無理に併用せず、ビタミンCは朝、レチノールは夜といったように、時間を分けて使用しましょう。同時に使うのを避けるだけでも、刺激を和らげられます。
とくにレチノールは刺激を感じやすい成分のため、はじめて使用する方は、0.01%程度の低濃度の製品から使いはじめるのがおすすめです。最初の1〜2週間は週2〜3回、夜のスキンケアで少量ずつ取り入れ、肌の状態を確認しながら使用頻度を調整しましょう。
2. 紫外線対策を徹底する
レチノールとビタミンCを併用する際は、紫外線対策を徹底しましょう。
レチノールにより、肌のターンオーバーが促進されて新陳代謝が良くなると、表皮の角質層が薄くなって、紫外線に敏感になる場合があります。対策なしで強い紫外線を浴びると、肌に刺激を与えるため注意が必要です。
肌を紫外線のダメージから守るためにも、日焼け止めを塗り、日傘や帽子で日差しを避けることが大切です。
3. しっかり保湿する
レチノールとビタミンCを併用する際は、肌をしっかり保湿しましょう。
とくにレチノールは、肌のターンオーバーを促進する過程で、一時的に肌が乾燥しやすくなることがあります。乾燥は肌のバリア機能の低下を招き、肌トラブルの原因となるため、セラミドやヒアルロン酸などの高保湿成分が配合された化粧水やクリームで、水分と油分を補いましょう。
まとめ
レチノールとビタミンCは併用でき、正しく使えば相乗効果により以下のような美容効果が期待できます。
- シミやくすみを防ぐ
- シワを目立ちにくくする
- ニキビによる炎症を改善する
- 毛穴の開きを改善する
ただし、刺激を感じる場合や紫外線の影響を受けやすくなる場合もあるため、使う順番やタイミングには注意が必要です。2つの成分の効果を感じるには、朝はビタミンC、夜はレチノールと使い分け、保湿と紫外線対策を徹底することが大切です。
また、製品によって独自の使用方法を推奨している場合もあるため、使用前に必ず確認しましょう。
本記事で紹介した使い方や注意点を参考に、自分の肌の状態に合わせて、レチノールとビタミンCを取り入れてみてください。