ナイアシンアミドは朝と夜どっちが効果的?使う順番や注意点を解説

ナイアシンアミドは朝と夜どっちが効果的?使う順番や注意点を解説

ナイアシンアミドは朝か夜か、どちらの使用が適切か迷う方も多いのではないでしょうか。

ナイアシンアミドは、朝・夜どちらのスキンケアにも使える成分です。特に朝に取り入れると、日中の乾燥や皮脂、紫外線などの外的刺激から肌を守る効果が期待できます。

この記事では、ナイアシンアミドを朝と夜それぞれに使うメリット、スキンケアに適した濃度・順番、併用可能な成分についてご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

ナイアシンアミドを朝のスキンケアに使うメリット

ナイアシンアミドは「光毒性(紫外線による刺激で皮膚トラブルを引き起こす作用)」がほとんどない成分のため、朝に使用しても成分が原因で日焼けしやすくなることはありません。

ナイアシンアミドは、朝の使用で以下の肌悩みにアプローチできます。

  • シワ・たるみ
  • しみ・そばかす
  • 乾燥・バリア機能の低下
  • テカリ・メイク崩れ

次の章で、ナイアシンアミドを朝に使うメリットを具体的に見ていきましょう。

「ナイアシンアミドとは?肌への効果から正しい使い方、注意点まで徹底解説」記事はこちら

シワ・たるみのケア

ナイアシンアミドは、紫外線による「光老化」を意識したケアに取り入れられる成分です。

光老化とは、紫外線で発生する活性酸素(酸化ストレス)が肌のコラーゲンを分解し、シワやたるみを引き起こす現象を指します。

ナイアシンアミドはコラーゲン合成に関与する成分として知られており、紫外線由来の酸化ストレスを抑える働きがあるため、日中に受ける肌細胞へのダメージを考慮したケアに最適です。肌のコラーゲンが分解されにくくなり、主に乾燥によるシワやたるみの進行を抑えます。

日中に受ける紫外線ダメージの予防として、朝のスキンケアに取り入れやすい点も特徴です。

しみ・そばかすのケア

ナイアシンアミドには、しみ・そばかすの原因となる「メラニン」が、肌表面に現れるまでの過程に働きかけ、目立ちにくくする作用があります。

紫外線を受けると、表皮の基底層でメラニンが生成されます。このメラニンが、肌表面を構成する細胞(ケラチノサイト)へ運ばれることで、色素沈着としてしみやそばかすが現れるという仕組みです。

ナイアシンアミドには、メラニンがケラチノサイトへ受け渡される過程を抑制する作用があり、結果としてしみ・そばかすが目立ちにくくなると考えられています。

日本では「ニコチン酸アミド」という名称で、医薬部外品の美白有効成分として厚生労働省に認可され、長年スキンケア製品に使用されてきました。

紫外線を浴びる機会の多い朝に取り入れることで、日中のメラニン表出を抑えるケアとして役立ちます。

※美白:メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐこと

保湿・肌バリア機能の強化

ナイアシンアミドは、肌のバリア機能を整えるセラミドの産生を促し、肌をうるおいのある状態へ導く働きがあります。

セラミドとは、角質層のすき間を埋めることで水分の蒸発を防ぎ、乾燥や外部刺激から肌を守る「バリア機能」の要となる成分です。

ナイアシンアミドは角質層に作用し、セラミドの前駆体であるグルコシルセラミドやスフィンゴミエリンの生成をサポートすることで、角層の水分保持力を高めると考えられています。

バリア機能が高まると、空調による乾燥や摩擦、紫外線など、朝から日中にかけての環境変化にも順応しやすくなります。乾燥による肌トラブルを繰り返しやすい方にも取り入れやすい成分です。

テカり・メイク崩れの予防

ナイアシンアミドは皮脂バランスを整え、テカりやメイク崩れを防ぐ目的で使われる成分です。

日中は皮脂の影響でテカりやメイク崩れが気になりやすいことがあります。ナイアシンアミドには、皮脂の分泌を過度に抑え込むのではなく、穏やかに調整する作用があることで知られています。

ただし、ナイアシンアミドの作用は継続使用によって徐々に現れるもので、皮脂を瞬時に抑えるパウダーのような即効性はありません。日々のスキンケアの一環として取り入れましょう。

ナイアシンアミドは朝と夜どちらに使うと効果的?

ナイアシンアミドは、朝・夜どちらのスキンケアにも取り入れることが可能です。朝は「日中の環境に備えるケア」、夜は「肌を整えるケア」として役割を分けて考えましょう。

朝使用・夜使用と一方に限定する必要はなく、それぞれの役割を意識して使い分けると、ナイアシンアミドの効果をより引き出せます。

ナイアシンアミドを朝に使う際のスキンケア手順

ナイアシンアミドは、化粧水・美容液・乳液・クリームなど、さまざまなスキンケアアイテムに配合される成分です。

朝のスキンケアでは「洗顔 → 化粧水 →美容液 → 乳液・クリーム → 日焼け止め」という一般的な順番を基本にしましょう。

ナイアシンアミドは水溶性の成分で、水分がある状態の肌になじみやすい性質があります。そのため、洗顔後すぐではなく肌を保湿した後に使用すると、角質層へ均一に広がりやすくなります。

もし、乳液やクリームなどの油分を先に塗ると、肌表面に油膜ができ、水溶性成分であるナイアシンアミドがなじみにくくなります。朝のスキンケアでは、ナイアシンアミド配合の美容液や化粧水は、乳液やクリームより前に使用することを意識するとよいでしょう。

最後に日焼け止めを重ねることで、ナイアシンアミドの成分を活かしつつ、紫外線対策も強化できます。

ナイアシンアミドとビタミンCを併用する際の順番

ナイアシンアミドとビタミンCを併用する場合は、「ビタミンC → ナイアシンアミド」の順番が一般的です。

ビタミンCは水溶性で角層になじみやすく、先に使用することで肌に浸透しやすくなります。その後にナイアシンアミドを重ねることで、刺激を抑えながら肌状態を整えられます。

詳しい使用方法や注意点については、下記の記事を参考にしてください。

「ビタミンCとナイアシンアミドは併用できる?主な効果や使用順番を解説」記事はこちら

ナイアシンアミドと併用できる成分

ナイアシンアミドは、抗酸化・抗炎症・保湿などの作用を持つ以下の成分と組み合わせることで、日中の外的刺激にも備えられます。

  • ビタミンC
  • アゼライン酸
  • ビタミンE

以下では、ナイアシンアミドと併用しやすい成分と、朝に使う際の注意点について解説します。

ビタミンC

ナイアシンアミドとビタミンCは、どちらも抗酸化作用が期待できる成分です。

紫外線によって発生する活性酸素(酸化ストレス)はくすみやハリ低下の一因ですが、両成分を併用することで日中の紫外線対策ができます。

また、ビタミンCはメラニンが作られる過程に着目した成分で、ナイアシンアミドのくすみ予防作用と方向性が近い点も特徴です。

ただし、濃度によって刺激を感じる場合があります。赤みやヒリつきが出た場合は使用を中断し、医師に相談しましょう。

ナイアシンアミドとビタミンCの詳しい使い分けや順番については、以下の記事でも解説していますので、併せて参考にしてください。

「ビタミンCとナイアシンアミドは併用できる?主な効果や使用順番を解説」記事はこちら

アゼライン酸

ナイアシンアミドとアゼライン酸は、赤みやくすみ、皮脂の影響を受けやすい肌に対して併用される成分です。

アゼライン酸は、毛穴詰まりや皮脂の分泌過多を改善する作用があり、肌状態を安定させる目的で用いられます。ナイアシンアミドとの併用により、皮脂や毛穴が目立ちにくい肌を整えます。

いずれも朝に使用することは可能ですが、紫外線対策は必須です。高濃度では刺激が出やすいため、朝に取り入れる場合は低刺激設計の製品を選び、肌の反応を確認しながら使用しましょう。

ビタミンE

ビタミンEは脂溶性の抗酸化成分で、ナイアシンアミドと併用することで、乾燥や外的刺激の影響を受けにくい肌状態を保てます。

さらに、ビタミンCとも組み合わせることで抗酸化作用が加わり、紫外線を浴びやすい朝のスキンケアにも取り入れやすくなります。

ナイアシンアミドは水溶性、ビタミンEは脂溶性であるため、両者を併用すると水分と油分のバランスを意識したスキンケアが可能です。乾燥しやすい時期や、メイク前に肌状態を整えたい場面でも使われています。

ナイアシンアミドを使用する際は「濃度」に注意

ナイアシンアミドは、製品によって配合されている濃度が異なり、0.01%程度の低濃度から、数%の濃度で配合されている場合もあります。

そのため、ナイアシンアミドを朝に使用する場合は、濃度選びに注意が必要です。朝は紫外線や乾燥、皮脂分泌など肌への刺激要因が増える時間帯のため、肌負担の少ない濃度を選びましょう。

一方で、濃度が高くなるほど刺激(赤み・ヒリつき)を訴える例もあるため、高濃度タイプは夜のスキンケアで様子を見ながら使用することが一般的です。

以下に、濃度別の特徴をまとめました。

朝にナイアシンアミドを取り入れる場合は、効果の強さよりも「肌への刺激の少なさ」を重視しましょう。

まとめ

ナイアシンアミドは刺激性や光の影響が少なく、朝・夜どちらのスキンケアにも取り入れやすい成分です。ただし、配合濃度などは製品によって異なるため、使用する時間帯や肌状態に合わせて使用しましょう。

朝は紫外線や乾燥を考慮し刺激を感じにくい濃度のものや、日焼け止めとの併用を推奨します。夜は高めの濃度で保湿ケアの一環として取り入れるなど、生活リズムに合わせた使い分けが大切です。

ナイアシンアミドを上手に使い分けて、毎日のスキンケアで健やかな肌状態を目指しましょう。

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